施工事例
空き家だった別荘を住宅にリフォーム 軽井沢町 N様邸
お得意様から「軽井沢に引っ越して来るために20年間空き家になっていた古い別荘を購入したので住宅に改修してほしい」とご相談を受けました。
四方モミの木に囲まれていた建物は、構造材の腐食は進んでおりませんでしたが、表面はカビに覆われ朽ちていました。当初、窓も雨戸も全て交換し、新築同様の断熱工事を施し、新築と見間違う住宅に仕上げる事をご提案しましたが、ご予算の都合もあり、一部窓サッシを残すなど、古い部材も残しながら、断熱性能を上げる最大限の努力を行いました。その結果、古い部材が随所に残る形で仕上がりました。
断熱性能を上げるため、業者としては全て入れ替えたかった窓(サッシ)でしたが、昔懐かしいレトロな模様が刻まれた窓ガラスが、室内の雰囲気に趣きを醸し出し、心安らぐ空間に仕上がりました。我々業者の提案通りにならなかった結果、災い転じて福となす!
断熱性能も問題なく、お客様は寒さを感じていないご様子。数字に表れる効率・性能ばかりが優先される世の中で、学ぶ事の多い大規模リフォーム工事となりました。
BEFORE
AFTER
レトロな雰囲気を残しつつ、断熱性能を上げるため断熱ガラスと二重構造にしました